ちゃえる@小1

 

小1だが、随分と頭が足りてない気がする今日この頃。

 

ちゃ「ママー、鼻血って何でできていると思う?」

ママ「え?血でしょ?」

ちゃ「え?そうなの??」 ←本気でびっくりした顔

ママ「え?鼻から出る血だから、鼻血だもん。」

ちゃ「・・・知らなかった・・・」

ママ「なんだと思ってたの?」

ちゃ「鼻水」

 

 

・・・あの色、あの味、あの名前、三拍子そろっているのになぜ気づかないのか・・・。

今時の子は傷をなめたりしないから、血の味知らないのだろうか・・・。

ちゃえるのびっくり発言に、びっくりな母だった。

 

ももえる@小5。

 

去年は本命チョコで頭がいっぱいだったももえる。

今年は友チョコで頭がいっぱいである。

 

去年本命チョコを渡したが、うまく告白できなくて、今年は勇気が出ないそうだ。

「なんか何もしてないのに1年経っちゃってて、心の準備ができてない」

 

コロナのせいで、何もかもダメダメ我慢の日々なので、

何もしていないのに・・・という感じなんだろうか。

なんだかやっぱり不憫だ。

 

だが、不憫がっていても仕方がないので、一緒に友チョコを作ることにした。

できないことを嘆くより、お家で楽しもうがモットーなのだ。

 

作るのは、ガトーショコラ。

こちらのレシピ。

 

 

友チョコも家族チョコも全部同じレシピ。

友チョコはミニカップに入れてトッピング。

家族チョコはパウンドケーキ型で作って、トッピングは生クリーム。

 

ももえるはカラーチョコペンをいっぱい買って、鬼滅デザインのチョコを作っていた。

楽しいガトーショコラがいっぱいできて幸せいっぱい。

 

そして、このレシピ・・・すごい神レシピだった。

まず、めっちゃうまい。

こんなに簡単なのに、信じられないくらいお店の味。

チョコとバターと卵と砂糖しか入っていないので、生焼けとかあんまり気にする必要もなく、子供でも安心。

数年はこれでいこうと思う。

というか、バレンタイン関係なく、また作ろう。


パウンドケーキは18分焼いたら、中がトロリの絶妙。

カップケーキ型は13分焼いたら、中までしっかり食感。

私は、翌日のしっとりしたのが好き。

 

ちゃえる@小1。

 

未だにママと一緒に寝る。

パパとじゃ嫌らしい。

 

でも、パパはママと寝れなくて傷心のちゃえるのために、

寝る前に遊んでくれたり、動画見せてくれたり、結構手厚い。

ちゃえるとパパが寝ている部屋から笑い声が聞こえてくる程度に楽しそうだ。

 

なのに・・・

「はい、お休み」と、

光の速さで寝かせようと(自分が寝ようと)している私と寝たがる意味が分からない。

 

そこで、ちゃえるに聞いてみることにした。

「パパと寝た方が楽しいでしょ?なんで、ママと寝たいの?」

「ママはいい匂いだからキラキラ

 

匂いだけかい。

まぁ・・・お腹の中にいる時からこの匂いに包まれていたんだと思うので、

慣れ親しんだ安心できる匂いということなんだろう。

 

が・・・

匂いだけか・・・

特段努力しなくてもいいスキルで懐かれていたとはな(遠い目)

 

ちゃえる@小1

 

お友達から頂いたクワガタ。

暗くなったら出てくるから「クラちゃん」と名付けられた。

 

が・・・

午前中、仕事を始めると

飼育ケースからカサカサ音がする。

何気なく覗いてみると・・・

メスの上にオスが・・・

朝から盛っとる!!

夜行性じゃないの?

 

昼食食べて仕事していると、またカサカサ。

何気なく覗いてみると・・・

オスがメスを追いかけまわしとる!!

夜行性じゃないの?

 

夕方・・・

子供たちが帰ってきて飼育ケースを覗き込む。

「クラちゃんとメクちゃん何やっているんだろうね~?

クラちゃんがメクちゃんに乗っかってるよー」

「・・・へー、なにやっているんだろうねー、

仲良しなのかなー?」

答えに困るから夜にお願いしていいっすか?

 

うちのクワガタは明るい時間からずっと盛っているんですが、何なんですかね?

 

ちゃえる@小1。

ももえる@小5。

 

お友達からつがいのクワガタを頂いた。

くろえると飼育箱に放してうれしそう。

 

くろえるが名前つけようと言い出す。

クワガタに名前?

クワちゃん?

あ、メスもいるんだった。メスはクワコちゃん?

・・・センスないから黙っておこう。

以上、母の心の声。

 

オスはちゃえる、メスはももえるが名づけすることに決まった。

ちゃえる

「暗くなったら出てくるから、クラちゃん」

ほほぅ、なるほど。

良い名前だ。

 

ももえる

「メスのクワガタだから、メクちゃん」

ほほぅ。なるほど。

クワコちゃんよりかわいいな。

 

そんなわけで、我が家のクワガタは「クラちゃん&メクちゃん」に決定!

我が家にもらわれてきたつがいのクワガタ。

 

いつでも盛っているように見えるオス。

迷惑そうなメス。

私の中ではそんなストーリーが出来上がっている。

 

今日も元気にオスがメスを追いかけまわしているのを見ていたところ・・・

「バックドロップ!!!」

メス起き上がれず!!

 

迷惑な絶倫野郎なのかと思っていたら

DVですか~~~~~~~?

 

私の妄想がどんどん膨らんでいき、

我儘放題の暴力夫と、逃げ場もなく耐え忍ぶ嫁・・・

めっちゃかわいそうやんっ!

 

ちゃえる@小1

 

 

学校から元気に帰ってくると、インターフォンを鳴らす。

 

「えるでーす」

甲高い声で苗字を告げる。

 

 

おそらく、保育園のインターフォンで「○○組のえるでーす」と言っていたのをまねているのだろう。

える家は、全員「える」なので、名前を名乗らなければ意味がないのだが、

甲高い嬉しそうな声ですぐわかるのでそのままになっている。

 

ちなみに、思春期にさしかかったももえるはひどい。

「ん。」

 

一文字だ。

時々「あたし」とか

「ただいま」とか言うこともあるが、低い声で不機嫌そうに「ん」。

あぁ、思春期だなぁと思う。。。

 

そんなももえるだが、

猪が捕まったニュースを見ながら、シャワー中の風呂に飛び込んできて

「伊之助が捕まった!伊之助!!」

と騒いでいたりする。

まてまて。

それ、母の裸見ながら言わないとダメですか?そうですか。

そういう時は、まだまだお子様だなとちょっとホッとする反面、

風呂のドア開けるのいい加減やめてくんない?って思う。

 

コロナ禍の中、小学生になったちゃえる。

 

保育園時代、ひらがなをどれだけ教えても興味を示さず、

真剣に脳みその心配をしてしまうレベルだったちゃえる。

最後の頼みの綱。小学校の先生にお任せ♪という気持ちでいたのだが・・・

 

学校始まらなかった。

 

 

大ピンチ。

このままだと、ひらがなすら読めない2年生になってしまう。

親の危機感MAX。

 

そして始まったひらがなの練習。

ママが教えている間は全くダメだったが、

途中でテレワークになったくろえるが一喝。

恐怖政治を敷いたため、あっという間にひらがな覚えた。

 

お見事!

ちゃえる@小1。

 

教科書を読む「音読」。

365日ある地獄の宿題。

 

ももえるは読書が趣味だったので、サラサラ読んでいた。

母はほとんど聞いていなかった。

しかーし、ひらがな読めないちゃえるの音読。

 

「う・み・が・き・・・これなんだっけ?」

1文字ずつ読むロボット読みな上に、覚えていないのでつっかえつっかえ。

母つきっきり。

めっちゃ大変。

すっげーへたくそ。

 

ただし。

甲高い声とたどたどしい発音が・・・

かわいい。

 

普通なら「へたくそだからやり直し!」になるところ、

「んー、かわいいからもう一回」とになってしまうところが役得。

 

ももえる@小4

2月14日 バレンタインデー。
恋する乙女の大切な日。
ももえるが生涯で初めての告白を決意した日。

方向音痴極まりないももえるは
一人で彼の家にたどり着ける自信はなかったようだ。
「ママ~ついてきて~~~」
まさか、娘の告白シーンに着いて行くお許しが勝手に降って来るとは思ってなかった。
そんなシーンに立ち会えるとは、女性ホルモン噴出して若返りそうだわ。

彼君の家の前まで送る。
「ほれ、がんばっておいで。
 何て言うんだった?」
「好きです。付き合ってください。」
「よし!行っておいで。」

ピンポーン
「はーい」

インターホンから彼母の声が聞こえる。
「彼君いますか?」
名を名乗れーーー。
彼母に恥ずかしいだろーーー!

そんな私のズッコケなんてツユ知らず。
ももえるの声からも緊張が伝わってくる。

私のいる場所からは、ももえるの声は聞こえない。
別に聞き耳を立てていたわけではないが、聞こえるものは聞こえる。
彼君の「ありがとう」が三回くらい聞こえて、ドアの閉まる音。
そして、ももえるの走ってくる足音が聞こえた。

「どうだった?」
「半分しか言えなかった!!
『スキです』しか言えなかったの~~。」
「『好きです』はちゃんと言えたんだ?で、彼君はなんて?」
「「はーい」って・・・。」
興奮で紅潮していた顔が曇っていく。
「『付き合ってくださいって』言えなかったの・・・」
「がんばったね。好きですって言えただけでも大したもんだ!」

まぁね~~~。
普通言えないよねぇ~~。
だからさー、
手紙書いとけって言ったんだよね~~~。
言えなくなってもちゃんと伝わるように。
なんだけど、手紙書けなくて困っていたももえるに、
パパが手紙なんて不要だみたいなことを言ったらしく、
メッセージカードもついてないんだよね・・・。
「手紙ちゃんと書けばよかった・・・ぐすん」
「まぁねぇ~。なかなかちゃんと言うのは難しいよねぇ~。」
「来年はメッセージ書く。」
・・・なんでもうフラれることになってんだかわからないが、
付き合ってと言えなかった=付き合えないという思考なんだろう。

「まぁさぁ~
今度遊びに行くから、その時に言うとか・・・。
ホワイトデーにお返しくれるだろうから(彼母はそこらへん律儀だし)、
その時に聞いてもいいだろうしさ。」
「んーー。どうしよう~~~~~~~。」
そんなわけでももえるの苦悩は続く。

その日のももえるは
彼の態度がどうこう以前に
自分の目標が達成できなかったことで随分落ち込んで、
ベッドの住人となっていた。
相手がいることとはいえ、自分との闘いだったようだ。。。

彼母からラインが来たので、彼君どうしているか聞いたところ、
「チョコ貪り食ってたよwww
ごめんねー、乙女心のわからない奴でー」
という回答で。
少なくとも捨てられなかっただけ希望が持てるってことにしておこう!


今回の件で最大のミステリーは
彼は「好きです」に対して「ありがとう」と言ったと彼母に供述しており、
私も「ありがとう」×3しか聞いていないのだけど、
ももえるの中では「はーい」って言われたことになっていること。
いっぱいいっぱいすぎて、脳がショートしたのだろうか?


潔くチャイムも押したし(私は押せなくて30分くらいグズグズしそうなタイプ)、
ちゃんと「好きです」って言えたし、
上出来だよ!